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ボカロ曲に合わせて歌詞が動く動画を自動で作れる 産総研「TextAlive」

» 2015年09月08日 18時31分 公開
[ITmedia]

 産業技術総合研究所は、VOCALOIDを使った楽曲などWeb上で公開されている楽曲と歌詞を利用し、楽曲に合わせて歌詞の文字が動くアニメーション動画を簡単に作成できる“歌詞アニメーション制作支援サービス”「TextAlive」(テキストアライブ)を一般公開した。

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 独自の音楽理解技術と、新たに開発したプログラミング環境技術を融合させ、歌詞アニメーションを簡単に制作・共有できるサービス。

 楽曲を選び、動画の「スタイル」を指定すると、独自の「音楽理解技術」で解析された発声タイミングやサビ情報などを利用し、さまざまな演出の歌詞アニメーションを自動で生成する。

 ユーザーは、フレーズや文字ごとの詳細な演出を「テンプレート」から選んで編集でき、自分好みの演出にすることも可能。ほかのユーザーが公開した歌詞アニメに対し、さらに演出を加えて派生作品を作ることもできる。

画像 編集用インタフェースの画面例

 ユーザー自身でテンプレートや編集用インタフェースをプログラミングし、他のユーザーと共有することも可能だ。

 産総研情報技術研究部門の後藤真孝首席研究員、メディアインタラクション研究グループの加藤淳研究員、中野倫靖主任研究員らが開発した。今後、産業界と連携し、音楽配信サービスや、音楽に限らないコンテンツの制作支援、プログラミング教育などに技術を展開していく。

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