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iRobotの「ルンバ980」、Wi-Fi接続+カメラ搭載で900ドル 日本でも発売へ

» 2015年09月17日 14時54分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米iRobotは9月16日(現地時間)、ロボット掃除機「Roomba(日本ではルンバ)」シリーズの新製品「Roomba 980」を発表した。価格は899.99ドル(約11万円)で、米国では17日に発売される。日本での発売は第4四半期(10〜12月)初頭という。

 roomba 1 Roomba 980

 同シリーズで初めてWi-Fiでネットワークに接続し、AndroidおよびiOS版「HOME App」アプリでの簡単な制御が可能になった。アプリで操作できるのは、掃除のスケジュール設定、掃除開始、ダスト容器のゴミを捨てるタイミングの表示などだけで、掃除中に方向を指示するようなことはできない。

 roomba 2 Roomba 980はAndroid/iOSアプリで操作できる

 本体上部中央にカメラを搭載し、同社が軍事ロボットで培ってきた技術「vSLAM」を採用することで、Roombaシリーズの高速応答プロセス「iAdapt」をアップグレードした。Roombaはこのカメラで掃除中に周囲を撮影してマップを構築し、このマップに沿って(掃除可能な)すべてのスペースをくまなく掃除する。途中でバッテリーが切れそうになってホームベースに帰っても、充電完了後掃除の途中から再開し、完了させる。

 roomba 3 vSLAM対応カメラ

 また、絨毯を検知すると吸引力を2倍にする「Carpet Boost」も追加された。バッテリーの持ちが改善され、1回の充電で2時間連続で稼働する。

変更履歴:当初「日本での発売は9月29日」としていましたが、誤りでした。お詫びして訂正いたします。[2015/9/17 19:40]



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