米Appleが9日に発表した「iPad mini 4」のRAMが2Gバイトであることが確認できた。Appleの一連のモバイル製品の分解マニュアルを掲載しているWebサイトiFixitが9月18日(現地時間)、同端末の解剖リポートで報告した。
Appleは自社端末のRAM容量を公表しないが、9日発表製品のうち、「iPad Pro」と新iPhoneの容量は判明していた。
iPad mini 4のプロセッサはA8(APL1011)のSoCで、パッケージ内に韓国SK Hynixの2GバイトのLPDDR3が含まれる。iFixitが分解した端末では、16GバイトのメモリもSK Hynix製だった。
iPad mini 4は先代の「iPad mini 3」より性能がアップしつつ、1.4ミリも薄くなっている。そのための工夫の1つが、バッテリーのサイズダウンだ(mAhも減っているが、Appleが発表したバッテリー持続時間は先代と同じ10時間)。バッテリーは薄くなっただけでなく、ダブルセルからシングルセルになった。
また、液晶ディスプレイをガラスパネルに密着させたことでも薄さを実現している。ただし、iFixitはこのせいで修理しにくくなったと指摘する。
この他、FaceTimeカメラをコンパクトにするなど、「iPad Air 2」とほぼ同じ性能をコンパクトなボディで実現するための様々な工夫がみれられる。
iFixit恒例の修理しやすさの採点は10点中2と先代と同じだ。
iFixitによる詳しい解剖リポートはこちら。
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