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小牧市“TSUTAYA図書館”賛否問う住民投票、反対多数に

» 2015年10月05日 09時22分 公開
[ITmedia]

 愛知県小牧市がカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などに運営を委託する新図書館計画の賛否を問う住民投票が10月4日行われ、賛成2万4981票に対し反対が3万2352票と上回った。住民投票条例は市長と市議会に対し投票結果を尊重するよう定めており、計画は見直しを迫られる。

 市議選も同時に行われ、投票率は50.38%(当日有権者数は11万6624人)だった。

photo 新図書館のイメージ=小牧市の資料より

 新図書館計画は、名鉄小牧駅前に書店やカフェなどを併設した図書館を2018年オープンを目指し整備するもので、建設費は42億円。CCCと図書館流通センター(TRC)の共同事業体を指定管理者候補としている。

 現図書館の老朽化と駅前開発を両立させる「官民連携による新図書館建設」を目指していたが、CCCが運営を委託する佐賀県武雄市の図書館で不透明な選書が明らかになったことなどから、市民から反対する声が上がり、住民投票で賛否を問うことになった。

photo 選書についての説明

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