米Googleは12月14日(現地時間)、アクティビティ管理機能付きメールアプリ「Inbox」のAndroid版のアップデートで、旅行関連と写真添付に関する新機能を追加したと発表した。
6月に追加された新機能「Trip Bundles(日本では「トラベル」)」は、ホテルやレンタカーの予約、飛行機のチケット購入などの1つの旅行に関連するメールが、メールの内容(日付や目的地など)から自動的に分類されて1枚の「トラベル情報」カードとして表示される機能。[≡]→[トラベル]で一覧表示できる。
この機能で、カードの右上に共有アイコンが表示されるようになった。このアイコンをタップすることで、カードを誰にでもメールできる。例えば一緒に旅行する友だちと共有すれば、旅行についての計画が決まるたびにメールする煩雑さがなくなる。
また、Inboxが取りこぼした関連メール(日付や地名などのキーワードが含まれていないと取りこぼされることがある)をカードに追加できるようになった。追加したいメールを開き、右上の3点アイコン→[移動...]→[トラベル]で表示される既存のトラベル情報カードから追加したいカードを選ぶ。
メール作成画面で、写真を挿入したい位置に挿入カーソルを表示した状態で右上の添付アイコン(クリップのアイコン)をタップすると、画面の下部に端末で撮影した最近の写真がカルーセル状態(左右にスワイプすることで回転式に表示する状態)で表示され、添付したい写真を複数選べる。
この他、11月にGmailやYouTubeで使えるようになったスター・ウォーズ仕様にも対応した。
新機能は向こう数週間かけてローリングアウトしていく。iOS版についてのアナウンスはない。本稿筆者の環境では、写真添付機能はまだ使えなかった。
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