2015年の1年間で、米Amazon.comの株価は約300ドルちょっとから約670ドルへと、2倍強になった。現在の時価総額は約3000億ドルで、米株式市場で5本の指に入る。
この勢いは、どこまで続くのか。米国の株式市場でトップを誇る米Appleの時価総額、約6000億ドルを追い抜く日は来るだろうか。
米Wall Street Journalによれば、MKM Partnersのロブ・サンダーソン氏は、「Amazonの株価は近いうちに800ドルまで上がる」と予測している。
これはアナリストの中でも高い方の予想だが、飛び抜けているわけではない。多くのアナリストがAmazonの株価は上昇するとしており、野村證券のアナリストであるロバート・ダーバル氏はさらに高い「850ドル」との予想を立てている。
さらにサンダーソン氏は、「Amazon株は3〜4年のうちに現在の2倍、1300ドル台まで上がるだろう」とも予想している。株価が1300ドルを超えれば、Amazonの時価総額は6000億ドルを大きく超え、Appleの現在の時価総額約6200億ドルにほぼ並ぶことになる。
AppleはiPhone発表からほぼ1年後にGoogleを、2010年にはMicrosoftも抜きIT企業でトップに踊りでた。
Amazonは、AWSの業績がよく、7-9月期決算で前期に続く黒字と好調が続いている。
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