「フィーチャーフォンが消えつつあるように、電話番号もなくなる」──。米Facebookのメッセージング製品担当副社長、デビッド・マーカス氏は1月7日(現地時間)、Facebookメッセンジャー(以下、メッセンジャー)に関する年頭所感のFacebook Notesでそう語った。
メッセンジャーではテキストだけでなく、画像や動画、電話代わりの動画チャットなどのさまざまなコミュニケーションを可能にしており、クロスプラットフォームで友達以外にもメッセージを送れるため、電話番号を知らない相手ともコミュニケーションできるようになったというのが「電話番号がなくなる」という言葉の意味だ。
マーカス氏は、パーソナルアシスタント「M」の取り組みや「Photo Magic」など、これまで発表してきた機能について総括した。
同氏はまた、2015年末にメッセンジャーのMAU(月間アクティブユーザー数)が8億人を突破したことも発表した。同社は2015年11月の業績発表の際にはMAUは7億人としていたので、1カ月で約1億人増加したことになる。
2016年のメッセンジャー関連の取り組みとしては、メッセンジャー内での商品購入や配車依頼、サポートセンターへの連絡機能の追加、履歴の確認機能の強化などを挙げた。
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