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テーブルや床もディスプレイに ソニー、家庭用超単焦点プロジェクター 壁とくっつけた状態で投射OK

» 2016年01月20日 12時24分 公開
[ITmedia]

 ソニーは、壁やテーブル、床にも投射できる家庭用のポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」を2月13日に発売する。お気に入りの映像を室内に投写したり、スマートフォンに入った写真をテーブルに表示して家族と囲む――などの使い方を想定している。オープン価格で、実売予想価格(税別)は9万3000円前後。

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 空間を活用して新しい体験を創出する「Life Space UX」の商品群のひとつ。

 独自開発の小型の超短焦点レンズと光学モジュール(有効1366×768ピクセル)を採用。壁にプロジェクター本体をぴったりと付けた状態で、22インチの画面を投写できる。壁からの距離によって投写画面のサイズを変えられ、壁から約28センチ離すと最大80インチで映すことが可能だ。

 テーブル面や床への投写も可能。テーブルやデスクに置いた時は、加速度センサーで本体の姿勢を検知し、投写画面が見やすいよう画面の向きを自動回転させられる。

 本体の操作やコンテンツの選択にはスマートフォンの専用のアプリで行う仕組みで、専用リモコンは不要。専用アプリを使えば、時計や天気、お気に入りの映像を表示しておけるポスター機能や、写真や動画のキャストなどが可能。ワイヤレスHDMIユニット(同梱)でTVチューナー付きのBlu-ray DiscレコーダーやPCなどとつなぐと、映画やTVコンテンツもワイヤレスで表示できる。

 本体はホワイトのシンプルなデザインで、約81(幅)×131(高さ)×131(奥行き)ミリ、重さは約930グラムと片手で持ち運べるサイズ。約2時間連続使用できるバッテリーとスピーカーを内蔵し、配線不要で利用できるようにした。オプションとして、フロアスタンド(実売1万9000円前後)も用意した。

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