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Microsoft、顔認識技術応用の“あなたを犬に例えると”ツールを公開

» 2016年02月12日 11時52分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Microsoftは2月11日(現地時間)、犬や人間の顔写真をアップロードすると、最も似ている犬種やその性格を示すサービス「What-Dog.net」を公開した。同社の技術インキュベータープロジェクト「Microsoft Garage」で開発したもの。

 同社は昨年5月、顔写真から年齢と性別を判定するWebページ「How-Old.net」も公開している。これらは、同社のクラウドベースの機械学習ツール「Azure ML」やビジネス分析ツール「PowerBI」のデモのために提供しており、ディープニューラルネットワーク技術を利用している。

 dog 1

 利用方法は、あらかじめ判定したい顔写真ファイルを用意しておき、「Use your own photo」をクリックしてファイルをアップロードするだけ。例えばMicrosoftのサティア・ナデラCEOの写真をアップロードしたところ、ジャーマン・シェパードという判定で「常に忙しくしており、真剣で非常に知的」という説明だ。

 dog 2 サティア・ナデラCEOはシェパード

 米Twitterのジャック・ドーシーCEOはボーダーコリーで「非常に運動好きで、眼差しが鋭く、非常に知的」という判定だ。

 dog 3 ジャック・ドーシーCEOはボーダーコリー

 米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOはイングリッシュコッカースパニエルで「社交的、何度も言い聞かせる必要がある、運動神経がいい」。

 dog 3 Facebookのマーク・ザッカーバーグCEO

 同じ人物でも写真によって異なる結果になるという。

 このサービスにはiOSアプリもある(本稿執筆現在、日本では公開していない)。いずれも本来は、犬の画像からその犬の犬種や性格を検索するためのサービスで、顔判定はお楽しみのための追加機能だ。


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