赤城乳業は3月11日、「ガリガリ君」をはじめとするアイスクリーム価格を4月1日出荷分から10〜30円値上げすると発表した。「ガリガリ君」の希望小売価格は60円から70円になる。
「ガリガリ君」は60円から70円に、「ガリガリ君 ソーダ」「ガリガリ君リッチ ミルクミルク」は300円から330円にそれぞれ値上げする。その他、「ブラック」「スーパーソフト チョコバニラ」「グランパフェ ア・ラ・モード」「練乳最後まで赤城しぐれ」など全11シリーズが対象だ。
1981年に発売した「ガリガリ君」の当時の販売価格は50円。91年に10円値上げし、60円となったものの、「子供たちに対する未来への投資」として、そのままの価格でこれまで販売を続けてきた。今回は25年ぶりの価格改定となる。
同社は「世界的な食品需要の変化や、物流費の高位安定、原材料やスティックなど包装資材の需給逼迫と価格高騰、加えて人手不足による人件費高騰」により、企業努力でのコスト削減の限界を超えた――と変更の理由を説明している。
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