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「歴史に残る一手」「セドルも人間じゃない」――“人類代表”、囲碁AIに勝利 プロ棋士はどう見る(2/2 ページ)

» 2016年03月14日 14時00分 公開
[ITmedia]
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大熊悠人初段

棚瀬寧さん(「囲碁クエスト」「将棋クエスト」などの開発者)

デミス・ハサビス氏(DeepMind創業者)

吉原由香里六段(漫画「ヒカルの碁」監修などで知られる)

めちゃ嬉しいです!これで1勝3敗。セドルさん、さすがっっ!

セドルさん勝ちました!

将棋界より、渡辺明竜王

それにしても第2局の高尾さんの驚き方は将棋棋士のそれ以上でしたね。中盤の手前らへんで「こんな碁形でセドルさんに勝てる訳がない。これは大差。」とまで言っていたので。囲碁のほうが指し手が広い分、ソフトの手に対する違和感が大きいんでしょう。将棋はまだ弱かった2007年のボナンザですら、そこまでひどい駒組みではなかったので

続・囲碁。


 日本棋院のFacebookページでは第2局終了後の石田芳夫九段、山下敬吾九段、依田紀基九段、高尾紳路九段、三村智保九段のコメントを掲載している

 「まさか、イ・セドルさんが負けるとは思わなかったので、非常に驚いている。いつか、コンピューターに負ける日が来るとは思っていたで、あまりに急な出来事なので、心の準備が出来ていない」(高尾九段)

 「他のソフトも最近はとても強いが、トッププロと対等かそれ以上になるのは10年先だと感じていた。その未来が今日来た思いだ」(石田九段)

 「コンピュータがクリアできないくらい奥が深いゲームだから。棋士にとっても、永遠に解けない謎の様なゲームだと思う。謎を抱えながら楽しめるのが囲碁だと考える」(三村九段)

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