LINEは3月15日、NHK Eテレの番組「いじめをノックアウト」と共同で、LINEのトークの雰囲気が悪くなった時に使えるスタンプ「君が押さなきゃ誰が押す!」の無料配信を始めた。青少年のネット上でのトラブル防止活動の一環だという。
全国の中高生から集まった約3000の案をもとに、番組出演者の高橋みなみさん、中高生6人、専門家などが「言いすぎた」「好きだよ僕は」「そんなことより皆寝ようぜ」など、8つのスタンプを選出。「いじめの被害者、加害者、傍観者がそれぞれ使える」「ゆるいキャラクターを描き、ストレートな言葉をゆるく伝える」――といった意図を込めた。
昨年10月、同番組で「LINEのトーク上での悪口を防ぐために、やり取りを見ている人たちができることは何か」を中高生たちが討論。LINEのスタンプで場をなごませ、悪口が飛びかう“空気”を変える――というアイデアが出たことが発端となり、制作につながった。
高校生の男子8割、女子7割が「ネットで小遣い稼いだ経験がある」
LINEは学力を下げる? 長時間のアプリ使用、睡眠・学習時間不足より強い影響 東北大調査
高校生の6割がTwitterアカウント複数持ち、約6人の“キャラ”使い分け──電通総研調査
女子中高生の過半数は「LINE」ユーザーCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR