Googleが開発する人工知能「AlphaGo」(アルファ碁)がプロ棋士・李世ドル九段との対局を勝ち越したことを受け、ドワンゴが3月17日、「DeepZenGoプロジェクト」についてコメントを発表した。
「AlphaGo」を上回るコンピュータ囲碁ソフトの開発を目指し、ドワンゴが研究者と開発者とともに3月に発足したプロジェクト。李世ドル九段を破ったAlphaGoについて、「さらなる進化と圧倒的な存在感を示した」と評する一方、引き続き半年〜1年後の完成を目指し、「新生囲碁ソフト」の開発を続けるという。
プロジェクトメンバーのコメントは以下の通り。
アルファ碁とイ・セドル九段の対局は、歴史に残る名勝負でした。私もあのような高いレベルの碁に関わりたいという気持ちがより強くなりました。
まずは、短い時間であそこまで強くしたディープマインドのメンバーにお祝いと敬意を。そして、アルファ碁のためにもライバルが必要でしょう。
アルファ碁を生み出したディープマインドの成果に感動しています。彼らと競うことができるようにがんばります。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR