NHKは3月18日、17日に放送した情報番組「クローズアップ現代」(クロ現)の最終回で、国谷裕子キャスターが最後に語ったメッセージの全文を、Webサイトで公開した。
国谷キャスターは同番組を1993年のスタート時から23年間担当。「複雑化し見えにくくなっている『現代』に少しでも迫ることができればとの思いで番組に携わってきた」と振り返る。
終わった今は「そのことを、どこまで視聴者の皆様方に伝えることができたのか気がかり」としながらも、「長い間番組を続けることができたのは、多くのゲストの方々、視聴者の皆様方のおかげだと感謝している」と話した。
最終出演となった17日の放送テーマは「未来への風〜“痛み”を越える若者たち〜」。閉塞した日本社会で新たな価値観や変革を実践し、“痛み”を乗り越えようとする若者たちの姿を伝えた。
同番組は4月以降、「クローズアップ現代+(プラス)」と名称を変え、放送時間を変更。NHKの女性キャスター7人が交代制で進行する。
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