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Appleの40年を40秒で語るアニメーション公開、その歴史を解説しよう(3/5 ページ)

» 2016年03月25日 12時14分 公開
[松尾公也ITmedia]

iPodの時代

 続いてiPodのパート。「99cents」は、AppleがiPodとMacで使える音楽ストアとしてiTunes Music Storeを公開。その楽曲が1曲99セントという、当時としては破格値だった。iPodは「1,000 songs in your pocket」と1台のiPodに1000曲を収録できるもの。

 「Apple Store」「App Store」の関係。最初はiOS用に、次にMacに対応したApp Storeができる前は、Apple Storeでソフトウェアの買い物もしていた。ちなみにQuickTime Proのライセンスコードは今でもApp StoreではなくApple Storeでしか購入できない。

 「Genius」はApple Store店舗におけるサポートエキスパートだが、iTunesのレコメンデーションでも一時使われていた。

 「OS X」。当時はMac OS Xと呼ばれていたが、それを軽量化したものが「iOS」。ここからはiPhoneの時代となる。

 その前にお掃除ということで、「Newton」が登場して消され、その次に「Trash」行きというのが残酷でおかしい。

photo Newtonはスタイラスでごしごしすると消えるインタフェースなのだ

 「最高の演出。Newtonユーザーにとっては100点ですね」と語るのは古参Macデベロッパーであり、Newton関連ソフトの開発でも知られているBasukeさん。ポッドキャストbackspace.fmでのイベント振り返りで「いじってくれてありがとう!」と、この部分を特に高く評価している

 「F-sharp chime」は現在のMacの起動音。その作者である元Apple社員、ジム・リークスのブログを読むと面白いことがわかる。これはMacintosh 840AVの起動音(Cメジャーのコード)をF#にまでピッチダウンしたもの。そして、ビートルズのA Day In The Lifeのエンディングにインスパイアされたものだというのだ。解説ビデオもある。

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 「MagSafe」コネクターは、MacBookで2006年から使われている電気ポット方式の磁石でカチャッとくっつけるやつ。例外は最新MacBook。

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