「Google Chrome 50」の安定版がリリース Windows XPなど旧OSのサポート終了
米Googleは4月13日(現地時間)、Webブラウザ安定版の最新バージョンとなる「Chrome 50」(バージョン50.0.2661.75)をWindows、Mac、Linux向けに公開した。
一般ユーザーに関係のある主な変更点を紹介する。
Windows XPなど旧OSのサポート終了
Googleは予告通り、このバージョンから以下のOS向けにはアップデートをリリースしない。これらのOSでもChromeを使い続けることはできるが、セキュリティ上危険なので、OSをアップグレードすることをGoogleは推奨している。
- Windows XP、Windows Vista
- Mac OS X 10.6、10.7、10.8
- 32-bit Linux、Ubuntu 12.04(Precise)、Debian 7(Wheezy)
プッシュ通知の改善
Webサイト側で通知データのペイロードをプッシュメッセージに含めるようになり、また、ユーザーが通知を閉じたことを検出できるようになったため、ネット接続環境が悪い場合などに起きていたプッシュ通知の不具合が改善され、複数端末での重複通知を避けられるようになる。
さらに、通知カードをある程度編集できるようになった。例えば、カード上の操作ボタンを設定したり、通知方法(音や振動など)を指定できるようになった。
Webページ読み込み速度の改善(link rel=preloadのサポート)
Chromeが「link rel=preload」属性をサポートするようになり、リソースが複数の場所に分散していてこれまで読み込みに時間がかかっていたWebページで、開発者側があらかじめリソース場所を指定すれば、表示が速くなる。下の動画は、Chrome 50でのリソース指定の有無の比較だ(左が指定あり)。
セキュリティ関連
セキュリティ問題は20件が修正された。このうち外部の研究者が発見した「拡張バインディングにおけるユニバーサルXSS」と「V8における境界外書き込み」の2件は、Googleの危険度評価で上から2番目に高い「高」に分類されている。
これらの脆弱性を悪用された場合、特定の条件下で攻撃者に任意のコードを実行されたりする恐れがある。発見者にはそれぞれ7500ドル、5000ドルの賞金が贈呈された。
他にも危険度「中」の脆弱性5件、「低」の脆弱性1件について、個人の研究者やHewlett-Packard(HP)のZero Day Initiativeなどから寄せられた情報をもとに修正し、それぞれ500~1500ドルの賞金を贈呈している。
この他の開発者向け新機能についてはこちらの公式ブログを参照されたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
無印良品、クレカ「MUJI Card」カード番号全ケタ、約109万件漏えいか 不正アクセスで続報
-
2
中国メーカー、出荷前のAndroid端末に犯罪用のバックドアを設置か Googleが取引停止
-
3
Aterm設定画面、「PHP使ってないのに.php」なぜ? NECに聞いた
-
4
セガ系に不正アクセス ゲームセンター向けサービス停止 バンダイ系の「太鼓の達人」などにも影響
-
5
ビックカメラG、メールアドレスなど約1490万件漏えいの可能性 委託先への不正アクセスで
-
6
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
7
Microsoft、メモリ8GBのWindows 11 PCを高速化 マルチタスク処理は最大40%向上
-
8
「命の砂時計」連呼のGMO会見──熊谷代表の発言にXではツッコミ続出
-
9
「不気味の谷を越えた」? 中国の美男美女型ロボット「U1」話題 286万円から
-
10
松屋のアプリに不正アクセス、約238万件の個人情報が漏えい 停止中の補償も予定
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR