米Google傘下のYouTubeは4月26日(現地時間)、AndroidおよびiOS版公式YouTubeアプリのホーム画面のユーザーインタフェース(UI)を刷新したと発表した。
これまで、登録したチャンネルごとの新着/お勧め動画が表示されていたが、新しいUIではユーザーに最もお勧めだとYouTubeが判断した動画が優先順に表示されるようになった。サムネイルのサイズが従来より大きくなり、サムネイルごとにチャンネルのアイコンが表示されるようになった。
UIだけでなく、お勧めのシステムも刷新したという。新しい推奨システムは、Googleの「ディープニューラルネットワーク技術」をベースにしており、ユーザーの視聴パターンを自動的に学習し、精度を上げていく。この推奨システムは、76カ国語で1日当たり数十億回、ホーム画面で数億本の動画を推奨する。
新しい推奨システムでは、ユーザーが好むクリエーターによる、より新しい動画を推奨する。テスト段階では、新しいシステムを使ったユーザーが登録チャンネルから新しい動画を視聴する時間は従来より長くなったという。
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