米Googleは5月17日(現地時間)、アート作品をネットで公開する取り組み「Google Cultural Institute」の一環として、美術作品を超高解像度で撮影できる「Art Camera」を開発し、撮影した約1000点をWebサイトで公開した。
新開発したロボットカメラで、ギガピクセル規模の超高精細画像を数百枚撮影し、ジグソーパズルのように組み合わせて1つの画像を生成している。絵の具の塗り重ね方や、筆のタッチなど実際の展示では見ることのできないような細かい部分までクローズアップして鑑賞できる。
プロジェクトサイトでは、ゴッホ、モネ、レンブラント、葛飾北斎などの作品を公開。今後、世界中の美術館に無料で貸し出し、美術資産のデジタル保存に活用していく。
東京国立博物館をとらえたGoogleの秘密兵器──「アートプロジェクト」撮影現場の奔走
有名美術館がGoogleストリートビューで見学可能に 絵画もネットで鑑賞
Google、カーネギーホールでの演奏やパリオペラ座のバレーの360度動画を公開
国立西洋美術館、世界遺産に登録へ 7月に最終審査Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR