VR技術を使い、更地や建築中でも、実際に建物があるように見える――そんなバーチャル物件見学システム「ショーライズ」(SHOWRISE)を、オープンランウェイズが5月27日に提供を始めた。不動産を販売するオープンハウスと連携し、「現地に行かなくても購入を検討できる材料にしてほしい」(同社)という。
設計図やパース図のデータを基に、建築予定の建物のVR映像を作成。あらかじめ撮影した建築予定地の映像に重ね合わせ、完成後に近い状態を映像で“見学”できるという。外見だけでなく、家具などの内装や、ベランダから見える景色も再現する。
現時点では、オープンハウスの西葛西営業センター(東京都)でのみ体験可能だが、対応する店舗、物件数を増やす予定。新築物件に限らず、ウェディング会場やコンサート会場の見学などへの活用も検討しているという。
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