米Amazon.comは5月27日(現地時間)、AI(人工知能)搭載のパーソナルアシスタント「Alexa」をWebブラウザで使える「Echosim.io」を公開した。Amazon.comのアカウントでログインすれば日本からも利用できる。
Alexaは、「Amazon Echo」に搭載されるパーソナルアシスタント。これまではEchoでしか使えなかった。
このページでのマイクの利用を有効にし、マイクボタンをプレスしたまま音声で質問すると、Alexaが答えてくれる。Alexaは現在、英語でのやりとしにしか対応していないが、英語であれば日本からでも利用できる。
例えば以下のような質問に答えてくれた。
Kindle本の朗読については、ライブラリにAudibleのKindle本がないと朗読してくれないようだ。また、「テイラー・スウィフトのMeanをかけて」と頼んだところ「この端末ではAmazon Musicをサポートしていません」という答えだった。また、F1関連にはうといらしく、「モナコGPで勝ったのは誰?」「ルイス・ハミルトンって知ってる?」などの質問には「うーん、質問の意味が分かりません」などと答えた。
Alexaの開発者マーケティングマネジャーを務めるグレン・キャメロン氏によると、Echosim.ioはサードパーティー開発者のサム・マチン氏がハッカソンで構築した「Alexa in the Browse」をベースにしており、開発者がAmazon Echo向けサービスを、端末がなくても開発できるようするために公開したという。
開発者としてEchosim.ioを利用するには開発者用Amazonアカウントでログインする必要がある。こちらのWebサイトのチュートリアルを参照されたい。
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