位置情報ゲーム「Pokemon GO」の日本での開始が近づく中、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は7月20日、Pokemon GOプレイヤーに注意を呼び掛けるチラシをTwitterで公開した。政府が特定のゲームのプレイヤーに対して注意喚起するのは異例だ。
「内閣サイバーセキュリティセンターからポケモントレーナーのみんなへのおねがい♪」と題したイラスト入りのチラシで、(1)個人情報を守ろう、(2)偽アプリ、チートツールに注意、(3)お天気アプリは必ず入れよう、(4)熱中症を警戒しよう、(5)予備の電池を持とう、(6)予備の連絡手段を準備しよう、(7)危険な場所には立ち入らない、(8)会おうという人を警戒しよう、(9)歩きスマホは×ですよ――と、9項目にわたってプレイヤーに注意を呼び掛け、「みんながニコニコと安全に楽しめるように、ぜひ周りの方々、そして子供たちにお伝えくださいね♪」としている。
Pokemon GOがすでに配信されている米国などでは、歩きスマホによる事故や、プレイヤーを狙った強盗などの事件も報告されている。日本では夏休みを迎える学校関係者の間で警戒が広がっているほか、JRも歩きスマホによるホーム転落に警戒している――などと伝えられている。
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