親から見て「ゲーム禁止」と「許可」の子どもで、成績に違いはない――朝日学生新聞社がそんなアンケート調査の結果を発表した。
小学生1〜6年生の男女に、家庭内のゲームに対するルールを聞いたところ、「ゲームを遊んでよいが、ルールや決まりがある」が88.5%、「ゲームで遊んでもよいし、ルールや決まりもない」が5.9%、「ゲームで遊んではいけない」が4.4%を占めた。
1日の勉強時間は、ゲームを遊ぶ子が平均80.3分、禁止の子が平均92.2分と回答した。一方、「子どもの成績がよい」と回答した保護者は、ゲームを許可している場合で92.5%、禁止の場合で92.6%と「ほぼ変わらない結果になった」(同社)という。
また、全体の44.0%の子どもが「ゲームが勉強の役に立つことがあった」と答えた。具体的な内容としては「いろんな知識が身に着いた」(65.1%)が最も多く、「集中力が上がった」(23.0%)、「計算問題が早くなった」(22.0%)が続いた。
調査は6月16〜27日、同社が発行する「朝日小学生新聞」の読者、小学1〜6年生の男女723人とその保護者723人を対象に行った。
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