本体のデザインは6s/6s Plusのラウンドフォルムを踏襲しているが、背面に存在していたアンテナのライン(通称・Dライン)がふちに沿った部分のみの配置となり、見た目がすっきりした。カメラは従来通り出っ張っている。
サイズは、7/7 Plusともに6s/6s Plusと全く同様。重量はiPhone 7が6sから5g軽く、iPhone 7 Plusは6s Plusから4g軽くなった。イヤフォンジャックが取り除かれても、特別薄型になるわけではないようだ。比較表は以下の通り。
iPhone 7 | iPhone 7 Plus | iPhone 6s | iPhone 6s Plus | |
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サイズ | 138.3×67.1×7.1ミリ | 158.2×77.9×7.3ミリ | 138.3×67.1×7.1ミリ | 158.2×77.9×7.3ミリ |
重量 | 138グラム | 188グラム | 143グラム | 192グラム |
iPhone 7の背面カメラは1200万画素で6sと同等だが、F値が2.2から1.8となり、最大50%明るく撮影できるようになった。さらに、従来は6s Plusのみだった光学式手ブレ補正を搭載。6sよりも50%明るく発光する「クアッドLED True Toneフラッシュ」も備えている。
iPhone 7 Plusは背面カメラに1200万画素の広角カメラと望遠カメラの「デュアルレンズカメラ」を備え、2倍の光学ズームが可能なほか、被写界深度を検知して背景をボカすエフェクトも利用できる。
いずれもFaceTimeカメラ(インカメラ)は500万画素から700万画素と向上している(F値は2.2で同等)。撮影した写真の前後数秒をとらえて“動く写真”を残せる「Live Photos」機能や、高精細な4K動画(3840×2160ピクセル)撮影機能も6s/6s Plusと同じく搭載する。
バッテリー容量は公開していないが、iPhone 7は6sと比べて最大2時間、iPhone 7 Plusは6s Plusと比べて最大1時間長いバッテリー駆動時間を確保している。
iPhone 7 | iPhone 7 Plus | iPhone 6s | iPhone 6s Plus | |
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連続通話時間(3G) | 最大14時間 | 最大21時間 | 最大14時間 | 最大24時間 |
連続待受時間 | 最大10日間 | 最大16日間 | 最大10日間 | 最大16日間 |
ネット利用 | 3Gで最大12時間/LTEで最大12時間/Wi-Fiで最大14時間 | 3Gで最大13時間/LTEで最大13時間/Wi-Fiで最大15時間 | 3Gで最大10時間/LTEで最大10時間/Wi-Fiで最大11時間 | 3Gで最大12時間/LTEで最大12時間/Wi-Fiで最大12時間 |
ビデオ再生 | 最大13時間(ワイヤレス) | 最大14時間(ワイヤレス) | 最大11時間 | 最大14時間 |
オーディオ再生 | 最大40時間(ワイヤレス) | 最大60時間(ワイヤレス) | 最大50時間 | 最大80時間 |
日本モデルにはソニーの非接触ICカード技術「FeliCa」を採用し、Suicaも利用できるようになった。Appleのモバイル決済サービス「Apple Pay」(日本では10月中にスタート予定)も利用できるようになる。
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