米Appleが、自動運転車プロジェクトを部分的に終了し、数十人の関連従業員をレイオフしたと、米New York Timesが9月9日(現地時間)、この件について知らされた3人の情報筋の話として報じた。
Appleが「Project Titan」というコードネームの下、自動運転車を開発しているといううわさは2015年2月ごろから浮上している。
同社は過去2年間、このプロジェクトに多数の人材を投入してきたが難航しており、7月には故スティーブ・ジョブズ氏の信頼も篤かったボブ・マンスフィールド氏がトップになったという。
4月には、同プロジェクトからBMWと独Daimlerが撤退したといううわさもあった。
Appleは従業員に対し、このレイオフは自動車プロジェクトの“再起動”の一環だと説明したという。
マンスフィールド氏の下で、同プロジェクトはその目的をオリジナルの自動運転車を設計・製造することから、自動運転技術の構築に変更したという。
この戦略変更が本当であれば、同社のジョナサン・アイブCDO(最高デザイン責任者)によるミニマムデザインの自動車登場は期待できないだろう。
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