Appleが、iPhone 7/iPhone 7 Plusに同梱するイヤフォンとして発表し、単体販売も行う「EarPods with Lightning Connector」をチェックしてみた。
iPhone 7/iPhone 7 Plusから、3.5mmヘッドフォンジャックが廃止されたことにより、Lightning接続式のイヤフォンが登場した。
ヘッドユニット部分の形状は、従来の3.5mmジャック接続イヤフォン「EarPods with 3.5 mm Headphone Plug」と変わっていない。
これまで、元に戻すのにテクニックが必要だった収納ケースはなくなり、環境に配慮した紙製パッケージに変更されている。
デジタル-アナログ変換回路(DAC)は、Lightningコネクタ側に内蔵されている。
Lightning - USBケーブルのLightningコネクタと比較して、少し大きく、また長くなっている。
サードパーティ製Lightningケーブルが接続できるサイズの穴が空いている場合は干渉することはないと思われる。
iOS 9以下の端末に接続すると「このアクセサリーはこのデバイスでは使用できません」と表示され、使用できない。
また、以前から他社製Lightning接続ヘッドフォンに対応していないiPod nano (7th generation)でも使用できない。
トオンのiPhone用オーディオ測定アプリ「Audio Frequency Analyzer」を使用し、YouTubeにある「20Hz to 20kHz (Human Audio Spectrum)」を再生し、1/3オクターブ・スケールで対数表示してみた。
中音域から高音域がブーストされる感じで、弦の張りなどが浮き上がって華やかになる感じだ。
それに対してEarPods with Lightning Connectorは、超低音域から低音域がブーストされ、中高音域から超高音域もブーストされる感じで、中低音域は引っ込んだ感じになる。
音量が少し下がり、重い音、繊細な音の音色が際立つ感じだ。
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