ITmedia NEWS > ネットの話題 >

シャネルのファッションショー会場がデータセンターに なぜ?ねっと部

» 2016年10月11日 16時30分 公開
[ITmedia]

 最新ファッションに身を包んだモデルが、データセンターを歩く――10月4日にフランス・パリで開かれたシャネルの春夏プレタポルテコレクションのショーは、データセンターをイメージしたセット「DataCenterChanel」で行われた。

画像 データセンターのランウェイを歩くモデルたち(シャネルの公式動画より)
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像 冒頭登場したロボットフェイスのモデル。未知の未来を暗示するロボットフェイスにシャネルの象徴的なジャケットを着せることで、「シャネルは時代を超えると表現したかった」と、デザイナーのカールラガーフェルド氏は言う

 テーマは「Intimate Technology」(親密な技術)。ショー冒頭には、白いロボットフェイスとロボット風ブーツ、手袋をまとった2人のモデルが、ツイードスーツを着て登場。その後、虹色のツイードスーツやカラフルなドレスなど、最新コレクションをまとったモデルたちが次々に現れ、サーバラックが林立するランウェイをかっ歩した。

 デザイナーのカール・ラガーフェルド氏は、「データセンターはわれわれの時代のものであり、現代女性を表現するアイデアだ。技術は冷たいものではなく親密なもの。好き嫌いにかかわらず、技術は世界を支配し、さまざまなことを簡単にしている」とコメント。Reuters TVのインタビューには、「電話のない生活を想像してみなさい。次のステップはAIやロボットだ」と話したという。

画像 ショーの最後に姿を現したカール・ラガーフェルド氏

ねっと部

ハードでソフトなITニュースの合間にネット上の面白いモノ・コトをお伝えする部活動。正式には「ITmedia学園ニュース科インターネット部」、略して「ねっと部」(たぶん)。部長はめがね(予定)。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.