任天堂は10月27日の決算発表会見で、12月にグローバルで配信予定の「マリオ」シリーズ初のスマートフォンゲーム「Super Mario Run」について、iOS向けに世界150カ国で配信すると発表した。Android版も開発しているが、配信時期は明らかにできないという。
Super Mario Runは、片手で遊べるゲーム。ダウンロードと一部のプレイは無料。全要素を楽しむには一定額を支払う必要があるが、一度支払えば繰り返し遊べ、追加課金が不要な仕組みも検討しているという。価格などの詳細は、後日発表する。配信開始時に通知を受け取る登録をしたユーザーは、2000万人を突破したという。
同社初のスマホアプリとして3月に配信をスタートしたSNS「Miitomo」と連携。Miitomoでつながっているフレンドを引き継げるよう準備しているという。「Super Mario Runは他のプレイヤーと競い合うモードがあるため、Miitomoで家族や友人とのコミュニケーションが盛り上がると、Super Mario Runもよりいっそう楽しめる」としている。
Miitomoは近日中に大幅なアップデートを行い、Miiの表情や声によって1対1で好きなメッセージをやり取りできる「伝言機能」などを追加する。
Miitomoのユニークユーザー数は1500万人近く、「収益面でのインパクトはそれほど大きくないが、想定どおり推移している」という。
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