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乗車中の車両に応じてスマホにコンテンツ配信 「山手線チェックイン」機能、他社に開放 ゲームなどの活用期待

» 2016年10月31日 16時20分 公開
[ITmedia]

 JR東日本とNTTドコモは10月31日、山手線の車両に設置した音波ビーコンを活用し、乗車中の列車や号車をスマートフォンで判定できる「山手線チェックイン」機能を他社に利用してもらう法人向けサービスを、11月1日に始めると発表した。

 企業はユーザーが乗車中の列車に応じたコンテンツを配信でき、ゲームアプリやキュレーションメディアなどでの活用を想定している。先行事例として12月から、スマホゲーム「真・三國無双 for スゴ得」で、山手線車内の乗客に、山手線全29駅にちなんだレアアイテムを配る。

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 山手線チェックインは、ドコモの「Air Stamp」の技術を活用したもの。山手線の全車両に、人間に聞こえない音波を発する「山手線ビーコン」を設置。対応のスマホアプリを起動するとマイクで音波を受け取り、乗車中の列車・号車などを判定でき、列車や号車を指定したコンテンツ配信などに活用できる。

 JR東は「JR東日本アプリ」で山手線ビーコンを活用済み。客の乗車位置や区間に合わせ、停車駅の情報や各号車の混雑状況・車内温度まで分かるサービスを提供している。今回、山手線ビーコンを他社に利用してもらう「山手線チェックインサービス」をスタートした。

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 先行事例として12月から、コーエーテクモゲームスのスマホゲーム「真・三國無双 for スゴ得」で、山手線車内の乗客に、山手線全29駅にちなんだレアアイテムを配信。コーエーテクモが今後配信を予定している新作ゲームでも同サービスの導入を予定している。

 「山手線ビーコンを使ったアイデア・アプリコンテスト」も開催。11月16日に説明会を開催する。アイデア部門は個人でも参加できるが、デモアプリを募るアプリ部門は法人のみが参加できる。

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