映画「君の名は。」を違法にネット配信したとして、岐阜県警は11月24日、著作権法違反(公衆送信権等侵害)の疑いで沖縄県那覇市の無職の男(36)を書類送検した。同映画をめぐる著作権法違反容疑での立件は全国で2例目という。
男は10月20日ごろに、ファイル共有ソフト「Share」を使い、同映画の動画を不特定多数のネットユーザーが不正に閲覧できるようにした疑い。男は容疑を認めているという。問題の動画には、英語と中国語の字幕が付いていたという。
今年11月には、同様の容疑で静岡県警が神奈川県藤沢市の男を書類送検している。配給元の東宝も違法動画の流布を問題視し、今年9月に「映画『君の名は。』製作委員会著作権担当」(@kiminona_rights)と題したTwitterアカウントを開設。違法動画のURLをつぶやいているユーザーに対しツイートの削除を求めたり、その他のユーザーにも視聴しないように呼び掛けている。
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