NTT西日本は11月29日、NTTグループの人工知能(AI)技術「corevo」(コレボ)を搭載したロボットが、デジタルサイネージ(電子看板)を使って観光案内をする実証実験を、大阪市内で30日から始めると発表した。
実験は、商業施設「大阪シティエアターミナル」総合案内所(1階)で実施。corevoを搭載したロボット「Sota」(Vstone製)が外国人観光客と会話し、国籍や滞在情報などを引き出す。それらの情報を基に、デジタルサイネージに写真を映し出しながら、観光客が興味を持ちそうな観光名所を紹介したり、無料Wi-Fi「KANSAI Free Wi-Fi」の利用方法を案内したりするという。
期間は12月22日まで。実験の結果を基に、観光案内ソリューションの商用化へ向けた検討を行うとしている。
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