ドライバー向けスマートフォンアプリなどを手掛けるベンチャーのキューユーは12月5日、車のメンテナンスをスマートフォンから外注できるマッチングサービス「Cuculus」(ククラス)を発表した。同日から事前登録を開始する。2017年4月からエリア限定でβテストを開始し、10月に正式リリース予定。
「車のメンテナンスをしてほしい人」と「近くで時間がある人」(クルー)をつなぐサービス。ユーザーは給油や洗車、清掃、オイル交換といった作業を専用アプリからクルーに依頼できる。例えば、ユーザーが買い物をしている間など車を利用していない時にメンテナンス作業を代行してもらうといった利用シーンを想定。整備工場へユーザーが車を持ち込み、作業が終わるまでその場で待機しなくてはいけないといった従来の課題を解消するのが狙い。
ユーザーとクルーのコミュニケーション機能には、日本IBMのAI「Watson」も活用する。クルーが運転中であることを考慮し、ユーザーからの到着予定時間や状況確認、質問など自動回答が可能なものはAIが返答できるようにするという。
ユーザーとクルーのマッチングはお互いの距離や今までの評価、運転スキルなどから最適なクルーをマッチングする仕組みを整える。大型車や左ハンドル車にも対応できるという。
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