米Twitter傘下の動画投稿サービスVineは12月16日(現地時間)、10月に発表したサービス終了の具体的な方法を発表した。
現在App StoreおよびGoogle Play Storeで提供している「Vine」アプリは1月になると機能限定の「Vine Camera」に置き換わる。VineアプリをアップデートするとVine Cameraにダウングレードする。
新アプリでは、6.5秒(0.5秒長くなる)のループ動画を撮影し、Twitterに投稿あるいは端末のカメラロールに保存できる。できるのはそれだけで、Vineで可能なキャプションやBGMの追加などはできなくなる。
Twitterに投稿した動画は、従来通りループする。
これまで公開されてきたVineのコンテンツは、VineのWebサイトにアーカイブとして残る。新しいコンテンツの公開は1月からできなくなるが、少なくとも当面はここでコンテンツを閲覧できる。
これまで投稿したコンテンツは、アプリからもWebサイトからもダウンロードできるが、アプリからのダウンロードだとコンテンツのみで、コメントなどのデータはついてこない。また、1月にアプリをアップデートしてVine Cameraにしてしまうと、アプリからのコンテンツダウンロードはできなくなる。
Webサイトからダウンロードすると、「index.html」ファイルが含まれ、これをクリックすることでWebブラウザでコメント付きのコンテンツを閲覧できる。
Webサイトからダウンロードするには、既に画面右上に表示されるようになっている「Download Your Vines」というボタンをクリックする。登録してあるメールアドレスにダウンロード用URLが送られてくるので、そこから指示通りに操作する。
数日中に、Vineアプリの新しい「Follow On Twitter」機能で、これまでVineでフォローしていたユーザーをTwitterでもフォローするか質問する画面が表示されるようになる。「Continue」で表示される画面のVineでフォローしていたユーザー一覧からTwitterでフォローを続けたい相手を選べる。ただし、ここで表示されるのは、Vineのクリエイターが自分のVineアカウントを公開設定のTwitterアカウントとリンクさせている場合のみ(たいていはそうしているはずだ)。
成長が停滞しているTwitterがVine終了を発表した後、売却のうわさもあったが、売却してしまえばこれまでのコンテンツが消える可能性もあった。
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