「NAVERまとめを批判するNAVERまとめ」を検索から排除? 疑惑にLINEが回答
「NAVERまとめ」を運営するLINEはこのほど、「NAVERまとめを批判する内容を含んだNAVERまとめを、検索対象から排除しているのでは」との疑惑に回答する文書を公開した。「まとめの内容によって検索対象から外すことはない」と疑惑を否定。検索対象から外れた理由は、「形式上の品質が不十分」だったためと説明している。
NAVERまとめをめぐっては、「自分の著作物を無断利用され、削除依頼しても受け入れられなかった」と被害を訴える著作者が後を絶たない。そんな著作者の一部が昨年末ごろから、NAVERまとめを批判する記事をNAVERまとめに公開している。
だが、ある時期以降、それらの記事に、検索エンジンに拾われないようにする「noindex」タグが付けられ、Google検索にヒットしなくなった。ネット上では「NAVERまとめ批判記事が検索にヒットしないよう、LINEが手を加えたのでは」との疑惑があがっていた。
LINEは昨年12月28日付けで公開した文書で、「まとめの内容によってnoindex処理の判断はしていない」と疑惑を否定。「当社や当社サービスを批判するまとめであることを理由にnoindex処理を行うことはない」としている。
一方で、「形式上の品質が不十分なもの」などはnoindex処理が行われるとし、ネット上で言及されている記事については、「まとめられているアイテム数が基準値を満たしていなかったケース」と説明した。ただ、noindex処理を行う基準は、公開すると「逆手にとった不正を生む原因となる可能性がある」とし、公開していない。
批判記事を書いた堀川大樹(クマムシ博士)さんが、「NAVERまとめにログインできなくなった」と訴えている件についてもコメント。「当社や当社サービスに対して批判的なまとめを作成したという理由でブラックリストに登録することは有り得ない」とし、「特定のアカウントに関する詳細は控えるが、ID/パスワードの入力ミス、または利用しているソーシャルログインのアカウント間違いなどが考えられる」と説明している。
NAVERまとめに写真を無断転載された写真家が昨年末から、NAVERまとめへの広告配信停止を求めるネット署名を集めており、1月4日までに4200人以上の署名が寄せられている。署名について同社は「個別の事案についてのコメントは控える」としている。
NAVERまとめ批判の高まりを受け、新たな対応も発表。権利侵害の申告を受けた時点でまとめの非表示処理を行い、その後、まとめ作者に許諾の有無などの正当性を証明してもらい、妥当と判断される場合のみ表示を再開する「みなし非表示対応」を昨年12月8日から始めるなど、権利侵害への対応を改善しているという。
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