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ウェアラブルカメラ、ドローン監視、画像解析──「東京マラソン2017」今年もハイテク警備続々

» 2017年01月12日 12時10分 公開
[ITmedia]

 一般財団法人東京マラソン財団は1月11日、2月26日に開催する「東京マラソン2017」の警備体制を発表した。ウェアラブルカメラを装備した警備員の増員や、ドローンや気球を使った上空からの監視システム、不審者や混雑状況分析の画像解析システム、QRコード付きセキュリティリストバンドなどを導入する。

photophotophoto 警備体制、昨年の様子

photo 「東京マラソン2017」大会ロゴ

 コース全体に配置されるスタッフやウェアラブルカメラを装備した警備員の人数を増強するほか、監視カメラの増設や情報の集中管理を行う危機管理センターなどを設置。昨年行われた同大会に引き続き、金属探知機による手荷物検査や夜間警備、ドローンと気球を使った監視も行う。

 大会参加者には、QRコード付きのセキュリティリストバンドによる参加資格認証を導入。イベント参加者にも安全啓発用のリストバンドを配布する。特別観戦エリアには液体の危険物を特定できる飲料検査機器も設置するという。危機管理対策として、医療救護関係者向けにはスマートフォン向けの専用アプリも導入する。

photo 参加者に配られる啓発用リストバンド
photo マラソン参加者に配られるQRコード付きセキュリティリストバンド
photo 昨年の警備訓練の様子

 東京マラソンは今年で開催11周年を迎えるマラソン大会。スタート地点は東京都庁で、今年は新コースを導入する。全体の選手参加定員は3万6000人。

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