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キャップ付き紙パックが開けやすくなる 飲料向けに大日本印刷が開発

» 2017年01月12日 13時20分 公開
[ITmedia]

 大日本印刷は1月12日、ジュースや酒などを入れる液体紙容器のキャップと中栓を、一度の動作で同時に開けられる新型キャップを開発したと発表した。中栓を開けるプルリングを引く抜く際の強い力が不要で、高齢者や女性に優しいユニバーサルデザインを実現したという。

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 初回開封時にキャップを回すと、「カチッ」という音とともに中栓が同時に外れる仕組み。中栓はキャップと一体になるため、余計なゴミを捨てる手間が発生しない。

 従来はキャップを外した後に、中栓を小さなプルリングなどで引っ張る必要があった。この仕組みで「小さなプルリングに指がかかりにくい」「開栓に力が必要」「開栓時の液はね」「衛生面」といった課題が解消できるという。

 同社は、業界初となる本技術を酒類メーカーなどに販売し、2020年に年間売り上げ10億円を目指す。

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