大日本印刷(DNP)は7月11日、湾曲した有機ELディスプレイを用いた業務用デジタルサイネージを10月に発売すると発表した。曲がり具合が異なるディスプレイを複数枚組み合わせ、壁の曲面に合わせて設置できるという。
LGエレクトロニクス・ジャパンと共同で、55インチ有機ELディスプレイを24面(4×6)並べて設置。各ディスプレイは曲がり具合を数段階で調整でき、壁の曲面に合わせて置けるという。4K解像度に対応する映像コンテンツの制作/配信システムなどと組み合わせたパッケージ商品として提供する。
設置場所やデザインの制限がなく、大型商業施設やショールーム、公共交通機関、オフィスビル、マンションのエントランスなど、日本市場向けの販売を見込む。まずDNP五反田ビル(東京品川区)の同社ショールームに導入する。
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