このドラマーが叩くフレーズには8つのプリセットがあって、さらに細かくスタイルを選ぶことができる。その中でも名前で「あ、このバンドのドラマーだな」とはっきりわかるものがある。「Firebird」と「Three Rings」だ。Firebirdはおそらく、レーナード・スキナードの名曲「Freebird」のことだから、サザンロックの大御所的なドラミング。
もう1つの「Three Rings」だが、これはレッド・ツェッペリンのボンゾことジョン・ボーナムのことだ。ツェッペリンのメンバー4人はそれぞれシンボルマークがあって、ボンゾの場合にはそれが3つの輪が交差しているものなのだ。
実際にThree Ringsプリセットを使ってみるとなるほどボンゾなのだ。1980年に亡くなったはずなのだがこんな形で今もぼくらのそばにいてくれるんだね。Fateのような英雄召喚がGarageBandではできてしまうのだ。ただし、詠唱の必要もない。サーヴァントではなく、ドラマーとして、ぼくらの音楽を手伝ってくれる。
例えばこんな感じで。
もしあなたのバンドのドラマーが「ボーナムのノリが出せない」とか悩んでいるのなら、「ほれ、これ使えよ」とGarageBandの入ったiPhoneを差し出してあげるといいだろう。
それでもダメなら最近のスタジオのミキサーには備わっている「iPod用ケーブル」にiPhoneをつないで、Loganに叩かせよう。
バンドのドラマーがLoganのおかげで成長したなら、例えば「The Song Remains The Same」でChinese Drum Kitにある銅鑼を鳴らしてサポートしてあげると喜ばれるはずだ。
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