2016年9月、iPhone 7発表会の冒頭にティム・クックCEOとともに登場し話題を呼んだ「Carpool Karaoke」。Appleは16年6月にこの番組をApple Musicで放映する権利を取得したと発表。今年2月には独自制作したこの番組をApple Musicオンリーで放送することを発表している。その新しいトレーラーがApple Musicで公開された。
Carpool Karaokeは、車に相乗りしたミュージシャンやセレブと、英国人司会者のジェームズ・コーデンが歌いながら運転するというフォーマットで、元々はコーデンが故ジョージ・マイケルと共演して英国で始めたもの。これが米国の「Late Late Show」内で放映され人気コーナーとなっている。
新しいトレーラーは1分の通常版と、2分38秒の「Extended Trailer」があり、どちらもApple Musicで視聴できる。4回目までのゲストが判明している。
シリーズ最初のエピソードは、アリシア・キーズのバラード「Fallin'」をジョン・レジェンドと車中で珠玉のデュエット。
エピソード2はアリアナ・グランデとセス・マクファーレン。
エピソード3は、WWEレスラー、ジョン・シナと、彼が小さく見えてしまうのどのシャキール・オニール(216センチ)が、小さい車に無理やり乗り込むという回。
エピソード4では、コメディアンのビリー・エイチュナーとメタリカのメンバーが相乗りし、リアーナの「Diamonds in the Sky」をジェームズ・ヘットフィールドがいつもの調子で「スカイイイイイィ」と唸る。スーパーに繰り出し、店員と「Enter Sandman」を歌う場面も。
カントリーシンガーのブレイク・シェルトンと女優のチェルシー・ハンドラーがボン・ジョヴィの「Livin' On A Prayer」をバーでヘベレケになりながら歌うが、「ここで歌ってもまだカープールカラオケって名乗っていいんだっけ」とつぶやく。
スーパーでのメタリカもそうだが、既に車ではなくなっているのだ。"カー"プールなのに。
実際、コーデンとウィル・スミスがR・ケリーの「I Believe I Can Fly」を歌っているのは車ではなくてヘリコプター。ハリウッドの有名なビルボード上空を飛びながら気持ちよさそうに「空も触れるはずー」とデュエットしている。
そんなセレブカラオケがApple Musicにやってくる。時期は不明だが、全16回の予定だ。
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