米Appleは3月27日(現地時間)、iPhone、iPad、iPod touch向けに「iOS 10.3」をリリースした。「AirPodsを探す」機能やSiriの強化などに加え、多数の脆弱性が修正された。
「iPhoneを探す」機能で、Appleの無線イヤフォン「AirPods」も探せるようになった。iPhoneやiPadと同じように、iCloudにサインインしているiOS端末とBluetooth接続したAirPodsの現在地情報が、画面の地図と、AirPodsから発する音で確認できる。音は、左右別々に鳴らすことも可能だ。
AirPodsがBluetooth圏内にない場合やバッテリーが切れている場合、AirPodsケースに入っている場合は、最後に接続していた時の位置が表示される。
Siriでの音声命令で、支払い用アプリ、配車サービスアプリ、自動車メーカー製アプリを操作できるようになった。
なお、このバージョンからiOSのファイルシステムは従来の「HFS+」から「Apple File System」(AFS)に変わるので、アップデートはバックアップを取ってからにした方がいいかもしれない。
「iOS 10.3 beta」に“AirPodsを探す”機能
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