米Twitterは3月30日(現地時間)、ツイートへの「返信」(リプライ)で、返信相手名を140字の制限外とする仕様変更を発表した。Webアプリ(Twitter.com)、iOSおよびAndroid版公式アプリで同日から“ローリングアウト”していく。
これまで返信のテキストの冒頭に表示されていた返信相手の「@アカウント名」が欄外に移動する。これにより、アカウント名は140字のカウント外になる。複数のユーザーが参加している「会話」に返信すると、これまでは会話に参加しているユーザー全員のアカウント名が羅列されていたが、今後は返信相手が2人以上の場合は、「他2人」と表示される(とヘルプにはあるが、2人まで表示されることもあった)。
返信するにはツイートの右下の返信アイコン(左向き矢印)をタップする。入力欄の上の「返信先」に返信相手名(1人の@アカウント名、他○人)が青い字で表示される。ここをタップすると会話に参加している全員が表示され、そこで返信相手を選択できる(オリジナルをツイートしたユーザー以外の、返信したくない相手を排除できる)。
返信は、これまではオリジナルツイートユーザーをフォローしている全員に表示されていたが、今回の変更で、返信したユーザーをフォローしているアカウントや会話に参加しているアカウントに関連する相手のみになる。返信の先頭に「.@」を付けても表示されない。
また、自分が会話のオリジナルツイートをした場合、フォローしていないアカウントからの返信は自分のタイムラインには表示されないが、[通知]タブに表示される。
Twitterは140字という文字制限の撤廃はしないとしており、その制限の中で表現の可能性を広げるために何度か仕様を変更している。昨年9月には添付画像などを140字以外とする変更を行った。
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