Facebookは5月10日(現地時間)、“低品質な”Webページへのリンクを含む投稿をニュースフィードに表示させないため、AI(人工知能)採用システムの利用を開始したと発表した。
例えば広告目的などで、「中身がなく、破壊的、衝撃的、あるいは悪意のある広告」だけのWebページへのリンクがニュースフィードに投稿されていることがあり、こうしたリンクをクリックしたユーザーを傷つけているという。
Facebookは広告ポリシーのページで、低品質なコンテンツの例を紹介している。
同社は数十万件のそうした問題のあるWebページを解析し、新たな投稿のリンク先が問題のあるWebページと同類のものかどうかを判断するAIシステムを開発した。
AIが問題ありと判断した投稿はニュースフィード上での表示ランクを下げられる。また、企業が広告投稿のリンク先に低品質なページを置くと、“広告パフォーマンスに影響がある”としている。
同社はサービスに様々な形でAIを採用している。4月にはリベンジポルノ阻止のためのAIツールを発表した。
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