米Googleは6月1日(現地時間)、クラウド表計算ソフト「Google スプレッドシート」に、自然な話し言葉でグラフ作成を指示できる新機能を追加した。「販売された製品の分布は?」「日曜日の平均売り上げは?」などと自然言語でテキスト入力するだけで、適切なデータを用いたグラフを自動作成するという。英語版のみ対応。
表に入力されているデータから、適したグラフをおすすめする「Explore」(データ探索)の新機能。作成したいグラフの内容を話し言葉でフォームに入力すると、自動で適したグラフが生成され、スプレッドシート内に挿入できるという。同社のAI(人工知能)技術を活用して開発した。
合わせて「ドキュメントやスライドにコピーした、スプレッドシートのグラフを更新できるボタン」「キーボードショートカットの変更」「印刷のプレビュー画面で余白などの調整機能」「グラフ編集機能の強化」などの新機能も追加した。
同社は「グラフを作成する時間が短くなることは、(データを使って)考察を行う時間が増える」としている。
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