東芝製のメインボードを搭載した他社製の安価なテレビが、ネットの一部で「ジェネリックREGZA」などと呼ばれて話題になっている。東芝は6月19日、同社製ボードを搭載した他社テレビについて「開発や製造などには関わっていない」「当社として性能や品質を保証するものではない」とのコメントを発表した。
話題になったのは、ドン・キホーテが6月15日に発売した50インチ4Kテレビ「情熱価格 PLUS 50V型 ULTRAHD TV 4K 液晶テレビ」(LE-5050TS4K-BK)。東芝映像ソリューション製メインボードが搭載され、ユーザーインタフェースなどもREGZAと似ており、ドン・キホーテが発売した50インチ4K液晶テレビ \59,184(税込)がジェネリックREGZAな件についてというタイトルでTogetterにまとめられるなどし、ネットで話題になった。東芝製ボードを搭載した低価格なテレビは、ドウシシャ(SANSUIブランド)も販売している。
東芝は19日に発表した声明で、業務用部品ビジネスの一環としてテレビ用ボードを他社に提供しているが、そのボードを使って他社が発売したテレビについて、「液晶テレビ製品としての開発、設計、デザイン、企画、製造及び販売等には関わっていない」と明言。「製品としての当該液晶テレビについての性能や品質を保証するものではない」とコメントした。
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