野菜や果物をかざすと、おすすめの調理方法や食べ合わせのいい食材を音声で教えてくれる――そんなショッピングカート「ロボットコンシェルジュカート」が、「AI・人工知能 EXPO」(東京ビッグサイト、6月28〜30日)に登場した。2018年をめどに実用化を目指す。
カートの取っ手部分に取り付けられたスマートフォンのカメラに商品をかざすと、3秒程度で画像認識し、スマホ画面にレシピなどを表示する。果物の形や色、商品のパッケージの模様などから、現時点で約200品目の読み取り、判別に対応。ただし、リンゴの品種の違いなどは区別できない。
「毎日の献立で迷う主婦をサポートできれば」と、大日本印刷(DNP)がコンセプトを手掛け、人工知能(AI)ベンチャーのAutomagi(東京都新宿区)が画像認識技術とレシピなどを調べる検索エンジンを開発した。
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