米Googleの持株会社Alphabetは7月24日(現地時間)、Googleのスンダー・ピチャイCEO(45)をAlphabetの取締役に指名したと発表した。
Alphabetのラリー・ペイジCEOは発表文で「スンダーはGoogleのCEOとして素晴らしい仕事をしている。力強い成長、パートナーシップの強化、イノベーションの創造を推進してきた。彼と仕事をするのは本当に楽しく、Alphabetの取締役会に加わってもらえるのが嬉しい」と語った。
インドのチェンナイ生まれのピチャイ氏はインド工科大学で工学を学び、米スタンフォード大学で理学修士を、ペンシルベニア大学でMBAを取得。米Applied Materialsや米McKinsey & Companyを経て2004年にGoogle入りした。ChromeやGoogleドライブ、Gmail、Googleマップなどに関わり、2013年にはAndroidの責任者を兼任することになった。GoogleのCEOに就任したのは、同社がAlphabetの持株会社になった2015年10月。
これでAlphabetの取締役は13人になった。Googleのクラウド部門責任者のダイアン・グリーン氏も先に取締役に就任している。
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