米Appleは複数のウェアラブルAR(拡張現実)端末を開発しており、中には米Snapの「Spectacles」のような3Dカメラ搭載のものもあると、米Financial Timesが8月4日(現地時間)、複数の情報筋の話として報じた。
同紙は2016年2月にもAppleのARプロジェクトについて伝えている。
今度の記事では、カメラ、センサー、ディスプレイ搭載のARメガネを開発しているチームもあれば、別のチームはSpectaclesのようにカメラは搭載するがディスプレイはなく、iPhoneと連係するメガネを開発しているという。
いずれにしてもこうしたメガネ型端末は年内には登場しないという。
Appleの次期モバイルOS「iOS 11」は同社のARプラットフォーム「ARKit」をサポートし、一部のiPhoneおよびiPadでARKit関連アプリを楽しめるようになる見込みだ。Appleは5月のWWDCでARKitを発表した際、ARKitは世界最大のARのプラットフォームになると語った。
iOSに「ARKit」登場 iPhone、iPadで使える世界最大のARプラットフォームへ
Apple、年内にAR端末発表か パートナーはカールツァイス?
AppleもVR/AR市場に本格参入か──Financial Times報道
Snap、動画撮影メガネ「Spectacles」を米国でオンライン販売開始Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR