KADOKAWAは8月31日、プログラミングの知識がなくてもライトノベルゲームを制作できるPC向けツール「ラノゲツクールMV」を2017年冬に発売すると発表した。対応OSはWindows、Mac、Linux。価格は未定。
ドラッグ&ドロップで背景やキャラクターの追加、音楽の再生順を設定できる。追加したキャラ、せりふなどは一覧表示でき、シーン構成を視覚的に分かりやすく管理できるという。完成イメージを確認できるプレビュー機能も備え、微調整もスムーズに行えるとしている。
完成したゲームは、Windows、Mac、Linux、スマートフォンやタブレット(iOS/Android)のほか、HTML5形式で出力すればWebブラウザでも遊べる。
2次元イラストを立体的なアニメーションにできるツール「Live2D Cubism」(Live2D社)にも対応。せりふがある場合は、言葉とキャラの口の動きをシンクロさせる「リップシンク機能」も使える。
キャラや背景のイラスト画像、音楽などの素材を同梱。インストールしてすぐにゲーム制作を始められるという。今後、ダウンロードコンテンツを順次追加する予定だ。
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