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あれもこれも「太陽フレアのせい」? ネットで流行

» 2017年09月08日 13時07分 公開
[ITmedia]

 太陽表面の爆発現象「フレア」が6日夜に観測された。放出されたコロナガスが8日にも地球に到来し、通信やGPSに障害が生じる可能性があると、情報通信研究機構(NICT)などが注意を呼びかけている。

画像 米NASAの人工衛星SDOが6日に観測した太陽画像(左:可視光、右:紫外線)(NICTのニュースリリースより)
画像 Twitterトレンドに

 このニュースがネットで話題になるにつれ、太陽フレアと無関係な問題について「太陽フレアのせい」と言い張ることが、Twitterなどで流行している。

 例えば、「太陽フレアのせいでお金がない」「太陽フレアのせいで眠い」「太陽フレアのせいで彼女ができない」「太陽フレアのせいでカメラが届いた」など、個人的な問題や無関係な事象の責任を太陽フレアに押しつける人が続出している。

 こういった“ネタツイート”だけでなく、太陽フレアによる通信障害など、実際に起こり得る問題を心配する声も多く、8日正午現在「太陽フレア」はTwitterトレンドトップに入っている。

 NICTは、太陽フレアの影響で8日以降、通信衛星や放送衛星の障害、GPS誤差の増大、短波通信障害や送電線への影響などが生じる恐れがあると説明している。人体には影響はない。

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