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自分の顔をキャンバスに 顔に投影する「4Kプロジェクションマッピング」を体験してきた太田智美がなんかやる

» 2017年10月24日 17時08分 公開
[太田智美ITmedia]

 アドビシステムズ主催のクリエイター向けイベント「Adobe MAX」(米国時間18〜20日、ネバダ州ラスベガス)で、ひと際にぎわっていたブースがある。「Create」というブースだ。ブースの周りには長蛇の列ができており、待ち時間は1時間以上。その“アトラクション”を体験してきた。


Adobe MAX「Create」 ブースの外観

 真っ暗なブースに入ると、椅子に座るように指示される。目の前にはカメラとプロジェクターのようなものが用意されており、スタッフは横のPCで何か操作している。「目を閉じて」と言われ、数秒閉じるものの、周りが気になる。


Adobe MAX「Create」 中に入ると真っ暗……

 入るまでは何をするブースか分からなかったが、どうやら来場者の顔にプロジェクションマッピングを行うようだ。参加者の顔を3Dマッピングし、そのマップに合わせてカスタマイズされたアニメーションを60秒間顔に投影。目を開けて確認しようとするも、そのまま目を開けていられないほどまぶしい。

 今回は、約40点のイラストを作成。そのイラストを基に、ランダムでアニメーション化される。そのプロジェクションの様子を4Kのビデオで撮影したものがこれだ。

The Experiential Companyのクリエイティブ担当技術者・ディランロスカバー(Dylan Roscover)さんと協業することで実現したプロジェクトだという

 「『アートの一部になる』体験を提供できれば」――今回の展示について、アドビシステムズはこうコメントしている。

ブース内の様子

太田智美

筆者プロフィール

プロフール画像

 小学3年生より国立音楽大学附属小学校に編入。小・中・高とピアノを専攻し、大学では音楽学と音楽教育(教員免許取得)を専攻し卒業。その後、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科に入学。人と人とのコミュニケーションで発生するイベントに対して偶然性の音楽を生成するアルゴリズム「おところりん」を生み出し修了した。

 大学院を修了後、2011年にアイティメディアに入社。営業配属を経て、2012年より@IT統括部に所属し、技術者コミュニティ支援やイベント運営・記事執筆などに携わり、2014年4月から2016年3月までねとらぼ編集部に所属。2016年4月よりITmedia ニュースに配属。プライベートでは2014年11月から、ロボット「Pepper」と生活を共にし、ロボットパートナーとして活動している。2016年4月21日にヒトとロボットの音楽ユニット「mirai capsule」を結成。

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