先日紹介したオイゲン・ロチコさんの新プロジェクト「Cobalt」は連合型YouTubeを目指すものだが、これに近いプロジェクト「PeerTube」が既に動いており、ActivityPubプロトコルを採用予定であることが明らかにされた。
開発者の1人であるChokobozzzさんはmastodon.socialの住人であり、オイゲンさんとのディスカッションでいったん独自実装しようとしていた連合プロトコルをActivityPubに切り替えようと再び実装に着手した。
PeerTubeはその名のとおりP2P版YouTube。Cobaltと同様にWebTorrentを用いてBitTorrentによるP2Pネットワークで負荷分散を図る。
連合型SNSでビデオホスティングをすると、そのビデオへのアクセスが集中した場合にサーバ負荷が大きくなりすぎる。このためP2Pによる負荷分散が必要だと説明されている。
PeerTubeは検証用のサーバが用意されており、アクセスすると、その仕組みを説明したビデオなどをブラウザから視聴できる。現在のところ、対応しているWebブラウザはChromiumとFirefoxだけのようだ。
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